富士ソフトは来期の大幅増益へ視点を移しつつ本格出直りへ舵を切る

  富士ソフト <9749> が力強い戻り相場に進んできた。ここへきて、アナリスト筋が今2013年12月期の好業績に続いて、来2014年12月期の大幅増益の見通しを打ち出し、改めて見直しの機運が強まりつつあることが背景。   同社は通信制御系や機械制御系などの組込系ソフトウェア開発のほか、金融業や流通業、製造業向けの業務系ソフトウェア開発が主力。データセンタービジネスや顧客システムの保守・運用、パッケージソフトの販売なども手掛けている。   今期から決算期を3月から12月に変更する。9か月決算となる今12月期は営業利益57億円が見込まれている。前期の同期間と比べ6%の営業増益の見込み。企業のソフトウェア投資は持ち直しの動きが続き、組込系、制御系ソフトウェアや業務系ソフトウェアを中心にSI事業の受注高が堅調に推移している。受注増加で稼働率が上昇するのに対応し、新卒・中途採用も徐々に増やすとみられるが、プロジェクト管理の強化などで採算性が高まるとともに、経費の効率化などで販管費の抑制を見込んでいる。   中期的には「クラウド(ネット関連ビジネスを含む)」「ロボットテクノロジー」「モバイル(様々なネット接続デバイスを含む)」をキーワードに、関連する技術と業務ノウハウを組み合わせ、プロダクト・サービス化を推進し、ローバル対応も強化していく。   株価は来期へと視点を移しつつ戻りを鮮明化してきており、本格的な出直り相場へ発展の可能性が強くなってきた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
富士ソフト <9749> が力強い戻り相場に進んできた。ここへきて、アナリスト筋が今2013年12月期の好業績に続いて、来2014年12月期の大幅増益の見通しを打ち出し、改めて見直しの機運が強まりつつあることが背景。
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2013-12-17 12:45