会社予想は最高益でないものの最高益が期待される銘柄は=金山敏之
日本経済新聞の集計によると2015年3月期は金融危機前の最高益だった2008年3月期を上回り7年ぶりに最高益を更新したとのことです。円安を追い風に北米などでの海外需要を取り込んだ自動車や電機が大きく利益を伸ばしたほか、構造改革の効果もあって稼ぐ力が高まっているとしています。そして今期も増益が見込まれ2期連続で最高益となる見通しだとしています。
このように上場企業の利益が最高となるなか、会社予想は最高益に届かないもののコンセンサス予想が最高益の見込みとなっているものもみられます。そこで今回はそうした銘柄をピックアップしてみました。例えばTDK <6762> では、会社予想の営業利益が3割を超える大幅増益の見通しながら1998年3月期の最高益に届かない見込みとなっていますが、コンセンサス予想は17年ぶりの最高益更新を期待しています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
上場企業の利益が最高となるなか、会社予想は最高益に届かないもののコンセンサス予想が最高益の見込みとなっているものもみられます。そこで今回はそうした銘柄をピックアップしてみました。
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2015-07-03 17:15