[ベトナム株]ホーチミン:2区に国内最高層ビル建設へ
ホーチミン市人民委員会は6月30日、エンパイア・シティー社(Empire City)に対し、同市2区トゥーティエム新都市区における大規模な複合開発案件「エンパイア・シティー」を承認した。
エンパイア・シティー社は、ティエンフオック不動産株式会社、チャンタイ不動産有限会社、資産運用会社ガウ・キャピタル・パートナーズ(Gaw Capital Partners)傘下の英系デンバー・パワー社(Denver Power)によるコンソーシアム。
同案件は、サイゴン川とマイチート通りに面する用地15haでインフラを整備するもの。同案件への投資総額は26兆VND(約1470億円)で、エンパイア・シティー社が全額出資する。今年第4四半期にも着工に向けた手続きを完了し、2022年の完工を目指す。
同案件は、86階建ての国内最高層ビル「エンパイア・シティー」のほか、高級ショッピングセンター、5つ星ホテル、オフィスビル、サービスアパート、地下駐車場などを含む複合施設となる。
現在の国内最高層ビルはハノイ市にある72階建ての「京南ハノイランドマークタワー(Keangnam Hanoi Landmark Tower)」だが、「エンパイア・シティー」が最高層の記録を塗り替えてベトナムの新たなシンボルとなりそうだ。(情報提供:VERAC)
ホーチミン市人民委員会は6月30日、エンパイア・シティー社(Empire City)に対し、同市2区トゥーティエム新都市区における大規模な複合開発案件「エンパイア・シティー」を承認した。
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2015-07-03 17:30