【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:レンジ下放れで下落トレンド入りの可能性

 豪ドル/円は5月後半以降、概ね94円台半ば~97円台前半でレンジを形成していたが、6月29日にギリシャのユーロ離脱を懸念したリスク回避の動きを受けてレンジ下限を割り込んでスタート。3日の東京市場で93.20円台まで再び下落しており、テクニカル面で下方向の流れが出た可能性がある。  また、今週に入り予想より弱い豪経済指標の発表が相次いだ為、豪準備銀行(RBA)の追加利下げ観測が意識されやすい。この後のアジアや欧州で株価が下落するようならば豪ドル/円相場の重石となる事が予想され、本日安値(13時時点では93.182円)を割るようだと、6月29日安値(92.659円)に向けた一段安もあるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は5月後半以降、概ね94円台半ば~97円台前半でレンジを形成していたが、6月29日にギリシャのユーロ離脱を懸念したリスク回避の動きを受けてレンジ下限を割り込んでスタート。3日の東京市場で93.20円台まで再び下落しており、テクニカル面で下方向の流れが出た可能性がある。
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2015-07-03 18:00