日経平均は339円安で寄り付く、ギリシャの先行き不透明感が増す
6日の日経平均株価は前週末比339円64銭安の2万200円15銭で寄り付いた。ギリシャの国民投票で緊縮財政策が反対多数となったことでギリシャの先行き不透明感が増し、リスク回避の売りが優勢となった。
個別では、不適切会計問題で過去にさかのぼって利益を減額修正する金額が1500億円を超える見通しと報じられた東芝 <6502> が売り気配スタート。15年5月期業績予想を下方修正した前沢工業 <6489> や、公募増資などを発表した東ソー <4042> も売りが殺到している。16年2月期第1四半期で最終赤字に転じたユニーグループ・ホールディングス <8270> も軟調。
半面、配当予想を上方修正したマルカキカイ <7594> やE・Jホールディングス <2153> は買いが優勢となった。15年8月期業績予想を上方修正したデザインワン・ジャパン <6048> も堅調。(編集担当:宮川子平)
6日の日経平均株価は前週末比339円64銭安の2万200円15銭で寄り付いた。
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2015-07-06 09:15