キヤノンは底堅い、三菱UFJモルガン証は目標株価を引き上げ
キヤノン <7751> は朝方に15円高の3270円を付けた。積極的に上値を追う動きはみられていないものの、下値も限られており、後場寄りの時点では底堅い。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日付リポートで、投資判断「アウトパフォーム(強気)」を継続し、目標株価を3790円から3950円に引き上げた。前提為替レートをユーロ・円で125円から130円に変更。レンズ交換式デジタルカメラの利益見通しも修正し、業績予想を見直した。
レンズ交換式デジカメの出荷台数は10-12月も前年同期比で減少する見込みだが、カメラ映像機器工業会の統計では、7月以降に年間累計出荷台数のマイナス幅が縮小傾向にあり、三菱UFJモルガン証は底打ちの局面と指摘。流通在庫の減少で事業環境も改善しつつあるため、14年12月期のカメラ事業の増収は可能との見方を示した。(編集担当:宮川子平)
キヤノンは朝方に15円高の3270円を付けた。
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2013-12-17 12:45