日経平均は242円高スタート、前日大幅安の反動で買い戻し優勢に

 7日の日経平均株価は前日比242円11銭高の2万354円23銭で寄り付いた。ギリシャ債務問題や中国景気に対する懸念が強まる中、米国株の下値が限定されたことから、東京株式市場では買い戻しが優勢となった。  個別では、16年2月期第1四半期で大幅増益のシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> が急伸。15年12月期の純利益予想を上方修正したサカタインクス <4633> も買いが先行した。15年12月期の業績および配当予想を上方修正したHIOKI <6866> や、16年5月期で増収増益や増配を計画したクリエイトSDホールディングス <3148> は買い気配スタート。  半面、公募増資などを発表したカーリットホールディングス <4275> は売りが殺到した。16年2月期第1四半期で営業赤字のフロイント産業 <6312> も軟調。(編集担当:宮川子平)
7日の日経平均株価は前日比242円11銭高の2万354円23銭で寄り付いた。
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2015-07-07 09:15