【今日のドル円】ギリシャ混沌も円買い限定、122円台でもみ合い

 昨日のドル/円は、オープン直後こそ122円台を割り込んだが、欧州市場では122.90円台へと反発。NY市場で122.30円台まで押し戻されるなど、やや不安定化する場面もあったが総じて堅調な展開であった。  世界的に株価が下落し、米長期金利も大幅に低下する中にあって、改めて121円台の底堅さをアピールした形であり、リスク回避の円買いというこれまでのシナリオが通用しなくなりつつあるとの指摘も聞かれた。  とはいえ、ギリシャ情勢が混沌とする中で円売りが活発化する事も考えにくい。ユーロ圏財務相会合と首脳会議でギリシャへの新支援策に合意できればアク抜け感とともにドル/円の上昇が望めるが、その可能性は極めて低いと言わざるを得ない。本日のドル/円は122円台を中心にもみ合う展開が見込まれる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、オープン直後こそ122円台を割り込んだが、欧州市場では122.90円台へと反発。NY市場で122.30円台まで押し戻されるなど、やや不安定化する場面もあったが総じて堅調な展開であった。
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2015-07-07 09:15