車はデカくて重いほど安全・・・「大型トラックと小型車の衝突」で一目瞭然!=中国メディア

 中国では日系車に対し、「車重が軽いため、衝突安全性能に劣る」といった誤った認識が存在する。中国メディアの捜狐は5日、世界の自動車メーカーにとっての共通認識である環境保護や省エネを実現するための1つの手段が軽量化だと指摘し、自動車の軽量化によって自動車の安全性が変わるのかどうかを考察する記事を掲載した。  記事は、自動車の軽量化は車体の強度や安全性が保証される前提のもとで行われると指摘したうえで、軽量化によって動力性能や燃費の向上が期待できるとしたほか、自動車から排出される大気汚染物質の減少も期待できると紹介。実際のデータとしても、車重を軽くすることで燃費効率が向上することが分かっていると報じた。  一方で記事は、「実際のところ、自動車は車体が大きければ大きいほど、車重が重ければ重いほど安全」と主張。その理由として、車体が大きいほど衝突時にエネルギーを吸収するスペースを大きく取ることができるためと主張。  そのほかにも、車重が重い車と軽い車が同一の物体にぶつかった場合、車重が重い車のほうが乗員の安全性は高いなどと主張し、「日系車は軽量化によって燃費性能と加速性能が高いものの、その分、安全性は低下している」と主張した。  また記事は、一部のデータを引用し、事故発生時の小型車の乗員死亡率は大型車よりも高いと指摘し、自動車は車体が大きく、車重が重いほうが安全であると主張。現代の自動車は安全性が高まっているとはいえ、大型車のほうが小型車よりも安全であるとし、「大型トラックと小型車が衝突する光景を見れば一目瞭然だ」と論じた。(編集担当:村山健二)(写真は捜狐の5日付報道の画面キャプチャ)
中国では日系車に対し、「車重が軽いため、衝突安全性能に劣る」といった誤った認識が存在する。中国メディアの捜狐は5日、世界の自動車メーカーにとっての共通認識である環境保護や省エネを実現するための1つの手段が軽量化だと指摘し、自動車の軽量化によって自動車の安全性が変わるのかどうかを考察する記事を掲載した。(写真は捜狐の5日付報道の画面キャプチャ)
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2015-07-07 16:00