【本日注目の通貨ペア】トルコリラ/円:3個めのマドは即日埋まる
昨日のトルコリラ/円は、ギリシャの国民投票の結果を受けて前週末終値(45.653円)から下方向に大きく「マド」を空けてスタートしたが、オープン直後に44.814円まで下落した後は素早く切り返しており、約12時間後にはこの「マド」を完全に埋めた。さらにその後、45.821円まで上値を伸ばして日足チャート上に巨大な陽線を出現させる事になった。
昨日は、原油相場の大幅下落がトルコリラを支えた模様だ。トルコは資源輸入国のため、資源価格の下落は経済にプラスになると考えられている。ギリシャ問題が深刻化した矢先に、そうした平常時の理論でトルコリラが上昇したという事は、市場がギリシャ問題を深刻なリスクとは捉えていない証だろう。
トルコリラ/円相場は6月8日と6月29日にも下方向に「マド」を空けており、いずれもこの「マド」を埋められずに弱含んでいた。昨日はこの1カ月で3個目の「マド」を空けた事になるが、3回目にして初めて「マド埋め」を完了した格好であり、反騰局面入りのシグナルとなるかもしれない。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のトルコリラ/円は、ギリシャの国民投票の結果を受けて前週末終値(45.653円)から下方向に大きく「マド」を空けてスタートしたが、オープン直後に44.814円まで下落した後は素早く切り返しており、約12時間後にはこの「マド」を完全に埋めた。さらにその後、45.821円まで上値を伸ばして日足チャート上に巨大な陽線を出現させる事になった。
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2015-07-07 18:00