【今日のドル円】ギリシャ情勢を眺め神経質、中国株の動向にも注目
昨日のドル/円は、株安・米長期金利低下を嫌気して一時122.013円まで下落するも、その後は122.650円まで値を戻すなど、ギリシャ情勢に左右されて神経質な展開となった。
本日も引き続きギリシャ情勢に一喜一憂する展開が予想される。一部では本日にもギリシャが再建案を提出するとの観測があり、仮に提出されれば一旦はリスク回避ムードが和らぐと見られる。その場合は今週に入り上値を抑えている123円ちょうどを目指す事となるだろう。
もっとも、昨日のユーロ圏首脳会議の共同声明で「遅くとも9日に提出」するよう求めており、本日提出されない事も考えられる。交渉についての悲観的な発言もまたリスク回避の流れを誘い、株価や米長期金利が反応する事もあり得る。
その他、中国の景気減速懸念から足元で軟調に推移している中国株の動向や、米FOMC議事録(27:00)にも注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、株安・米長期金利低下を嫌気して一時122.013円まで下落するも、その後は122.650円まで値を戻すなど、ギリシャ情勢に左右されて神経質な展開となった。
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2015-07-08 09:30