韓国経済「低水準」・・・マイナス成長「予言の数字」=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済・中国語版は8日、韓国の2015年第2四半期における経済成長率が0.5%を下回る可能性があることを伝え、「マイナス成長となる可能性も排除できないほど深刻な状況」であると報じた。  記事は、韓国のLG経済研究院が7日に発表した2015年下半期の経済展望についての報告書を引用し、15年第2四半期の韓国の経済成長率は0%台となる可能性が高いと報じた。  続けて、報告書では15年4-5月における工業生産や第2四半期における輸出状況を踏まえ、第2四半期の経済成長率は-0.1から0%となる恐れもあると伝え、「仮にそうなった場合、韓国の経済成長率としては08年第4四半期の-3.3%以来の低水準となる」と報じた。  さらに、同報告書では15年の韓国の経済成長率予想を3.0%から2.6%に引き下げたと伝え、韓国政府が景気浮揚策として編成した11兆8000億ウォン(約1兆2600億円)の追加補正予算による効果は限定的であり、経済成長率を3.0%以上に保つことは難しいとの見方を示した。  また記事は、LG経済研究院以外の研究機関も第2四半期の経済成長率を0.5%以下と予想していることを伝え、「旅客船セウォル号の沈没事故による影響下にあった14年第2四半期を下回る」と見ていることを紹介した。  続けて、同報告書を引用し、韓国経済の低迷は「一時的なものではない」とし、「高齢化や産業構造の硬直化」という構造的な問題によるものだと論じた。(編集担当:村山健二)(写真は亜洲経済の8日付報道の画面キャプチャ)
韓国メディアの亜洲経済・中国語版は8日、韓国の2015年第2四半期における経済成長率が0.5%を下回る可能性があることを伝え、「マイナス成長となる可能性も排除できないほど深刻な状況」であると報じた。(写真は亜洲経済の8日付報道の画面キャプチャ)
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2015-07-09 09:00