東芝は年初来安値、インフラ関連案件で意図的に損失先送りと報道

 東芝 <6502> は4日続落し、5月12日の年初来安値を下回った。午前9時7分には21.4円安(5.42%安)の373.3円を付けている。  インフラ関連案件で生じた損失の計上を意図的に先送りしていたと9日付日本経済新聞が報じた。上司が部下に損失計上先送りを促したと受け止められかねない内容のメールも見つかったという。  また、不適切会計問題で信用力が低下し、市場での資金調達が困難になることに備え、米原子力事業子会社のウエスチングハウスなどの株式の一部や不動産を2000億円規模で売却する検討に入ったとも伝えている。(編集担当:宮川子平)
東芝は4日続落し、5月12日の年初来安値を下回った。午前9時7分には21.4円安(5.42%安)の373.3円を付けている。
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2015-07-09 09:15