【株式市場】日経平均は安値から750円戻し好業績株など高く急反発

◆日経平均の終値は1万9855円50銭(117円86銭高)、TOPIXは1579.89ポイント(2.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は急増し37億1178万株   9日後場の東京株式市場は、上海株式が前日比プラス圏に浮上と伝えられ、為替市場でもユーロが持ち直して円安基調になったことなどが好感され、中国人観光客に人気とされるコーセー <4922> が時間とともに値を戻してプラス転換するなど、全体に持ち直す展開となった。日経平均は14時40分前にプラス転換し、朝方の一時622円44銭安(1万9115円20銭)からは750円近く上げる場面があった。ただ、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。   後場は、ファーストリテイリング <9983> が本日第3四半期決算を発表するため一段強含み、クレスコ <4674> は好業績への期待などが言われて高く、良品計画 <7453> は業績予想の増額修正などを材料に朝から堅調持続。分譲マンションのファーストコーポレーション <1430> (東マ)は5月決算などが好感されてストップ高となり、カジュアル衣料のコックス <9876> (JQS)も第1四半期決算が好感されてストップ高。上場2日目のクレステック <7812> (JQS)も高い。   東証1部の出来高概算は前場の急増が寄与して37億1178万株(21億7000万株)、売買代金は3兆8409億円(同2兆1087億円)。1部上場1888銘柄のうち、値上がり銘柄数は419(同141)銘柄、値下がり銘柄数は1406(同1716)銘柄。   また、東証33業種別指数は15業種が値上がり(前引けは全33業種が値下がり)し、値上がり率上位の業種は、保険、電力・ガス、証券・商品先物、不動産、小売り、卸売り、電気機器、鉱業、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万9855円50銭(117円86銭高)、TOPIXは1579.89ポイント(2.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は急増し37億1178万株。
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2015-07-09 16:30