中国人の「消費心理」・・・どうして日本で家電を買うの?=中国メディア

中国メディアの万維家電網は8日、中国人旅行客が日本で電気炊飯器や温水洗浄便座を大量に買い求めた背景について、「中国人はどのような心理のもと、日本で家電を購入しているのか」を考察する記事を掲載した。
記事はまず、中国人が日本を訪れる背景について、「多くの国が中国人向けの査証(ビザ)発給要件を緩和するなかで、欧米は(中国から)遠すぎる」などと伝え、シンガポールやマレーシア、タイのほか、日本や韓国など、近場の人気が高まっていることを指摘した。
続けて、日本は先進国であるだけに「物価は何でも高い」としつつも、それでも中国人が日本を訪れる理由は「日本の製品は質が良いこと」を挙げ、特に電気炊飯器や温水洗浄便座の評価は世界的にも高いと主張した。
また、中国人が日本で電気炊飯器などを大量に購入しているからといって、必ずしも自分で使用するために購入しているとは限らないとし、「もしかしたら代理購入かも知れない」、「転売目的かもしれない」と伝えた。
そのほか記事は、中国人の消費心理として、「特に今、欲しいわけではないものの、欲しいと思った時に購入できないかもしれない」という考えのもとで、せっかく日本にいるのだから、購入するという人もいると指摘。
また、中国人が日本で温水洗浄便座などの家電を購入するうえで、もっとも的確な心理と言えば「単純に機能や技術が優れているため」に違いないだろうと主張。中国人旅行客は1人の消費者として、日本の家電の品質を認め、評価したうえで購入しているとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Sean Pavone /123RF.COM)
中国メディアの万維家電網は8日、中国人旅行客が日本で電気炊飯器や温水洗浄便座を大量に買い求めた背景について、「中国人はどのような心理のもと、日本で家電を購入しているのか」を考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C) Sean Pavone /123RF.COM)
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2015-07-09 17:45