【本日注目の通貨ペア】カナダドル/円:底打ちのシグナル
カナダ/円は、本日早朝に94.518円まで下落して約3カ月ぶりの安値を付けたが、その後は急速に切り返しており、95.70円台まで反発している。カナダ/円は、中国に端を発した株安・原油安の影響を最も大きく受けた通貨ペアのひとつであり、約3週間で6.5円以上も下落していた。しかし、上海株の大幅反発が支えとなって大きく値を戻した形であり、底打ちのシグナルと捉える事ができそうだ。
本日は、中国株の下げ止まりとともに原油価格も反発しており、NY市場では昨日大きく下落した米国株の反発も見込めるだけに、カナダ/円の上値は今後さらに伸びる可能性があろう。直近の下げ幅の38.2%戻しにあたる97.00円前後までは上値余地がありそうだ。
また、加6月住宅着工件数の結果にも注目しておきたい。仮に、事前予想(19.00万件)に反して前月実績(20.17万件)を上回れば、カナダ中銀が金融緩和スタンスを維持する事が難しくなるとの見方に繋がる可能性がある。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
カナダ/円は、本日早朝に94.518円まで下落して約3カ月ぶりの安値を付けたが、その後は急速に切り返しており、95.70円台まで反発している。カナダ/円は、中国に端を発した株安・原油安の影響を最も大きく受けた通貨ペアのひとつであり、約3週間で6.5円以上も下落していた。しかし、上海株の大幅反発が支えとなって大きく値を戻した形であり、底打ちのシグナルと捉える事ができそうだ。
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2015-07-09 18:15