エナリスは大幅高、１４年１２月期の大幅な増収増益予想を好感

　エナリス <6079> は４日続伸し、午前９時２２分には３８１円高（２４．３６％高）の１９４５円を付けた。１０日引け後に１４年１２月期業績予想を発表。大幅な増収増益を計画したことが買い材料視され、東証マザーズ市場では値上がり率上位。 　売上高は３４２億２３００万円（前期比３．４倍）、営業利益は１２億６０００万円（同７０．０％増）、純利益は８億９００万円（同９１．４％増）を見込んだ。配当は無配とする方針を継続する。 　需給管理システムの開発強化や、電力代理購入サービスの販売地域拡大で、エネルギーマネジメント事業の拡大を図る。また、需要家の選択肢の増加のため、発電事業者からの電力仲介案件の獲得や、大規模発電設備の開発で電力の調達先確保にも努めるとした。 　１３年１２月期の売上高は前期比９９．４％増の１０１億７７００万円、営業利益は同４２．５％増の７億４０００万円、純利益は同２．８％増の４億２２００万円だった。（編集担当：宮川子平）