【今夜の注目材料】ギリシャ要人発言、ポジション調整の動きに注意
東京市場のドル/円相場は、ギリシャ支援協議の進展期待や、本邦や上海株の上昇を受けて122.00円前後まで上昇しました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
7/10(金)
17:30 (英)5月貿易収支
21:30※ (カナダ)6月雇用統計
23:00 (米)5月卸売在庫
24:35 (米) ローゼングレン・ボストン連銀総裁、講演
25:30※ (米) イエレンFRB議長、講演
7/11(土)
22:00※(ユーロ圏) 財務相会合
7/12(日)
23:00※(ユーロ圏) 首脳会合
25:00 EU首脳会議
※は特に注目の材料
週末に欧州でギリシャが欧州委員会に提出した新提案が検討される事から、この後はギリシャ支援協議に関する要人発言に神経質となる展開が予想されます。協議進展が報じられれば、東京市場に続きドル/円相場の追い風となりそうです。
ただし、独政府はギリシャの債務減免について否定的な見解を示しており、協議の行方は依然として不透明です。協議難航が伝えられるとリスク回避の流れとなる事も考えられます。
なお、協議の行方に不透明感が漂う以上、週をまたいでポジションを持つリスクは普段より大きく、引けにかけてポジション調整のドル売り・円買いが出る可能性には注意が必要です。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は、ギリシャ支援協議の進展期待や、本邦や上海株の上昇を受けて122.00円前後まで上昇しました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-07-10 18:15