東エレクは今期配当予想を引き上げ、5年以内にROE20%目指す

 東京エレクトロン <8035> は10日引け後、20年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。半導体前工程製造装置の市場規模が300億米ドルとなった場合、売上高7200億円、ROE(自己資本利益率)15%を目標とする。同市場規模が370億米ドルに拡大した場合は、売上高9000億円、ROE20%を目指す。  また、新たな株主還元策として配当性向を50%に引き上げ、年間配当は150円を下回らないことも定めた。これに伴って16年3月期の配当予想を修正し、中間配当は65円から93円、期末配当は90円から129円に引き上げる。年間222円(前期実績143円)で大幅増配となる見込み。  10日終値は139円安(1.77%安)の7727円。(編集担当:松浦直角)
東京エレクトロンは10日引け後、20年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。
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2015-07-11 12:00