日経平均は150円高で寄り付く、2万円手前でもみ合い
13日の日経平均株価は前週末比150円09銭高の1万9929円92銭で寄り付いた。前週末の欧米株高を好感した買いが先行している。ただ、ユーロ圏首脳会議の結果を見極めたいとの見方もあり、日経平均は2万円を手前にもみ合いとなっている。
個別では、株式分割と業績予想の上方修正を発表したディップ <2379> や第1四半期で営業益5割増の竹内製作所 <6432> が買い気配スタート。投資有価証券売却益の計上を発表したディーブイエックス <3079> も物色されている。配当性向を40-65%にする方針を明らかにした黒田電気 <7517> も高い。
半面、パソナグループ <2168> は売りが優勢となった。15年8月期第3四半期で2ケタ減益のビックカメラ <3048> も下落している。東芝 <6502> も軟調。不適切会計問題で、田中久雄社長が損失計上先送りを実質的に指示していたと報じられている。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前週末比150円09銭高の1万9929円92銭で寄り付いた。
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2015-07-13 09:15