【今日のドル円】ギリシャ情勢再び視界不良、株価次第で下落圧力も
ドル/円は、月曜日にマドを空けてオープンする波乱の展開が3週続いた事になる。前週末に広がったギリシャ向け支援に関する合意への期待が見事に裏切られた格好で、本日未明のオセアニア市場では121.90円台まで下落する場面もあった。
ギリシャが支援を受けるためには(正確にはユーロ圏が支援協議を再開するためには)、15日までに財政改革案を法制化する必要があるとされており、今後の焦点はギリシャ議会の動向に移る事になりそうだ。
なおドイツ政府は、協議が合意に至らない場合、ギリシャのユーロ圏一時離脱の交渉をすべきと主張しているようで、協議の先行きは不透明と言わざるを得ない。
ドル/円は、マドを空けて下落した後、122.70円台まで値を戻すなど、東京市場オープン後は反発しているが、主要国の株価が弱含むようだと、再び下落圧力がかかる可能性もある。いずれにしても、ギリシャ情勢を睨んで神経質な展開が続く事になるだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は、月曜日にマドを空けてオープンする波乱の展開が3週続いた事になる。前週末に広がったギリシャ向け支援に関する合意への期待が見事に裏切られた格好で、本日未明のオセアニア市場では121.90円台まで下落する場面もあった。
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2015-07-13 09:30