津田駒は今期業績予想を下方修正、川重から航空機部品の機械加工受注も

 津田駒工業 <6217> は13日引け後、15年11月期の業績予想を下方修正した。売上高を401億円から380億円(前期比9.4%増)、純利益を3億円から2億円(前期は12億6300万円の赤字)に引き下げている。  15年5月中間期の業績は、売上高173億500万円(前年同期比8.7%減)、最終損失2億9100万円(前期は5億6600万円)で着地。第2四半期は市況改善に加えてコスト削減や価格改善などが収益に寄与したものの、第1四半期の落ち込みを補うには至らなかった。  また、川崎重工業 <7012> 航空宇宙カンパニーから航空機部品の機械加工を受注したことも明らかにした。同社は08年以降、国内初の炭素繊維複合素材の自動積層機とその周辺装置の開発を進め、これまでに川重へ3工場・3ラインのボーイング787用ストリンガー自動積層機と周辺装置を納入している。  13日終値は4円高(2.99%高)の138円。(編集担当:松浦直角)
津田駒工業は13日引け後、15年11月期の業績予想を下方修正した。
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2015-07-13 21:30