朝日ラバーは後場一段高、１４年３月期業績予想を上方修正

　朝日ラバー <5162> は後場に上げ幅を拡大し、７４円高（２０．２２％高）の４４０円を付けた。１２日正午に１４年３月期業績予想の上方修正を発表。売上高を５５億円から５５億８０００万円（前期比１６．５％増）、営業利益を２億２０００万円から２億８０００万円（同２．１倍）、純利益を１億２０００万円から１億５０００万円（同９５．４％増）に引き上げた。 　自動車関連製品の受注が自動車販売台数の増加で好調に推移した。医療用ゴム製品の新規製品量産立ち上げにかかるコスト負担などはあったものの、原価改善活動が奏功。為替相場が円安に推移したことも業績の追い風になった。 　第３四半期の売上高は前年同期比１６．６％増の４１億９２００万円、営業利益は同２．１倍の２億３９００万円、純利益は同８５．２％増の１億４４００万円だった。（編集担当：宮川子平）