ソースネクストは後場に上げ幅縮小、通期据え置きで見切り売り

　ソースネクスト <4344> が前場に急騰した後、後場に入り上げ幅を縮小している。午後０時５０分時点の株価は３０円高（４．３％高）の７３１円。 　同社は１２日正午に今３月期の第３四半期業績を発表。３Ｑの売上高は前年同期比１０．０％増の４４億１２００万円、営業利益は同５４．０％増の１０億１００万円、純利益は同６２．４％増の１０億４６００万円となり、ソフトの法人向けのリプレース需要などが寄与した。 　通期業績は据え置いており、売上高５５億９０００万円（前期比８．４％増）、営業利益１０億７１００万円（同３８．７％増）、純利益１１億３９００万円（同４１．５％増）を計画している。 　１２日の株価は、好業績期待から前場に７５円高と急騰した反動や、通期業績を据え置いたことへの失望感もあり、後場に入り売られたもようだ。なお、３Ｑ時点の通期計画に対する進ちょく率は、営業利益が９３．５％、純利益で９１．８％と高い。（編集担当：片岡利文）