【今日のドル円】焦点は米利上げに、上値余地が拡大で米小売に注目
昨日のドル/円は、ギリシャ第三次支援の再開に合意が成立した事を受けて欧米株価が値上がりし、米長期金利も上昇する中で、一時123.535円まで上昇した。最終合意に向けてギリシャ議会による財政改革案の法制化(15日期限)が必要ではあるが、ひとまず同国のユーロ離脱懸念が後退した格好だ。
もうひとつの懸念材料である中国株式市場も落ち着きを取り戻しており、市場の関心はいよいよ米国の利上げに向かう事になりそうだ。本日の米6月小売売上高と明日に予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が目先の最大の焦点となろう。
テクニカル面からは、昨日の上昇により一目均衡表の雲上限を上抜けた事で上値余地が広がったと考えられる。米国の9月利上げ観測が高まれば、ボリンジャーバンド+2シグマ(執筆時124.578円)が射程圏内に入ってこよう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、ギリシャ第三次支援の再開に合意が成立した事を受けて欧米株価が値上がりし、米長期金利も上昇する中で、一時123.535円まで上昇した。最終合意に向けてギリシャ議会による財政改革案の法制化(15日期限)が必要ではあるが、ひとまず同国のユーロ離脱懸念が後退した格好だ。
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2015-07-14 09:15