津田駒が急伸、川重からの航空機部品の機械加工受注を好感
津田駒工業 <6217> が急伸し、前場に7円高(5.07%高)の145円まで買われている。13日引け後、川崎重工業 <7012> 航空宇宙カンパニーから航空機部品の機械加工を受注したことを明らかにし、材料視された。同社は08年以降、国内初の炭素繊維複合素材の自動積層機とその周辺装置の開発を進めており、これまでに川重へ3工場・3ラインのボーイング787用ストリンガー自動積層機と周辺装置を納入している。
一方、15年5月中間期決算と業績予想の下方修正も発表した。中間期の業績は売上高173億500万円(前年同期比8.7%減)、最終損失2億9100万円(前期は5億6600万円)で着地。第2四半期は市況改善に加えてコスト削減や価格改善などが収益に寄与したものの、第1四半期の落ち込みを補うには至らなかった。
15年11月期業績見通しについては、売上高を401億円から380億円(前期比9.4%増)、純利益を3億円から2億円(前期は12億6300万円の赤字)に引き下げている。(編集担当:松浦直角)
津田駒工業が急伸し、前場に7円高(5.07%高)の145円まで買われている。
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2015-07-14 12:45