ヤマハ発は上げ基調強める、14年12月期の増収増益予想を好感
ヤマハ発動機 <7272> は今期の増収増益予想が好感されて後場に上げ幅を拡大。一時96円高(7.20%高)の1430円を付けた。
12日午後1時30分に14年12月期業績予想を発表した。売上高は1兆5000億円(前期比6.3%増)、営業利益は750億円(同36.0%増)、純利益は450億円(同2.1%増)を計画。
新商品の積極的な投入で二輪車事業などで増収を見込み、コストダウンで研究開発費や販売の増加を吸収させる。前提為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=135円。
13年12月期の売上高は前期比16.8%増の1兆4104億7200万円、営業利益は同3.0倍の551億3700万円、純利益は同5.9倍の440億5700万円で着地。繰延税金資産を追加計上したことに伴い、法人税等調整額が減少。純利益は従来計画を大きく上回った。
なお、前期の期末配当は従来予想の10円から16円に引き上げ、年間26円に修正。今期の配当は中間期・期末とも13円とし、年間26円を継続する方針。(編集担当:宮川子平)
ヤマハ発動機は今期の増収増益予想が好感されて後場に上げ幅を拡大。一時96円高(7.20%高)の1430円を付けた。
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2014-02-12 14:00