日本企業が認める製品は・・・高品質の裏付け!=中国メディア

 中国メディアの中国日報網は9日、日本で開催された「機械要素技術展(M-Tech)」について、機械要素や技術を集めた専門技術展としてアジア最高峰であると紹介したうえで、中国企業が世界をリードする技術を持つ日本企業に向けて成果を披露し、売り込みを行ったと紹介した。  同技術展は「世界最大級のものづくり専門展」と銘打って、2015年6月24日から26日にかけて東京ビックサイトで行われた。  記事は、同技術展は「ねじ」や「ばね」、「軸受」、「ベアリング」といった機械要素のほか、金属や樹脂の加工技術が一堂に会する展示会であり、出展企業の中心は日本企業であるとしつつも、韓国やフィリピン、中国などアジア各国からも企業が出展する展示会であると紹介した。  さらに、日本は世界の工業大国であり、その技術は世界をリードしていると指摘し、中国の海関総署(税関)の統計を引用し、2014年における中国の機械輸出額は240億7700万ドル(約2兆9696億円)に達し、機械部品は全体の35%を占めると指摘。また、輸出先としては日本への輸出が18.6%に達するとし、日本は中国の機械部品の輸出における一大マーケットであると伝えた。  一方で記事は、中国の部品製造メーカーの話として、「日本企業は一度に大量に部品を購入することはしないが、契約がまとまれば安定した取引が見込めるうえ、利益も多い」と伝えつつも、「日本企業と取引を行うには、納入する製品には極めて厳格な規格のもと、非常に高い品質が求められる」と報じた。  さらに「機械要素技術展」には日本市場を開拓するために多くの中国メーカーが出展したことを紹介し、日本企業に向けて成果を披露し、売り込みを行ったと紹介。世界の工業大国であり、世界をリードする技術を持つ日本企業に採用されれば品質面での評価を得たことになるとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中国日報網は9日、日本で開催される「機械要素技術展」について、機械要素や技術を集めた専門技術展としてアジア最高峰であると紹介したうえで、中国企業が世界をリードする技術を持つ日本企業に向けて成果を披露し、売り込みを行ったと紹介した。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-14 14:15