東宝、16年2月期業績予想を上方修正、営業増益見通しに

 東宝 <9602> は14日引け後、16年2月期の15年8月中間期および通期業績予想の上方修正を発表した。  中間期の営業利益を165億円から190億円(前年同期比1.1%増)、純利益を106億円から125億円(同10.3%減)に上積み。通期の営業利益を296億円から321億円(前期比1.1%増)、純利益を192億円から211億円(同6.1%減)に引き上げた。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などが好調だったほか、夏休み興行作品の「バケモノの子」や「HERO」などが高稼働を期待できる見込みになった。また、4月にオープンした「TOHOシネマズ 新宿」は当初の予想を超える動員になったという。  第1四半期の営業利益は前年同期比4.4%増の111億4600万円、純利益は同12.8%減の74億3700万円だった。  14日終値は30円高の2950円。(編集担当:宮川子平)
東宝(9602)は14日引け後、16年2月期の15年8月中間期および通期業績予想の上方修正を発表した。
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2015-07-14 21:00