［ベトナム株］テンプＨＤ、地場人材サービス大手を買収

　　テンプホールディングス株式会社（東京都渋谷区）の南アジア統括会社、ＴＳインテリジェンス・サウスアジア・ホールディングス（ＴＳ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ　Ｓｏｕｔｈ　Ａｓｉａ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ　Ｐｔｅ．　Ｌｔｄ．、シンガポール）は、ベトナムの大手人材サービス会社ファーストアライアンス（Ｆｉｒｓｔ　Ａｌｌｉａｎｃｅｓ　Ｃｏ．，　Ｌｔｄ．、ホーチミン市）の株式取得を決定した。株式取得の完了は２０１５年１０月の予定。 　　ファーストアライアンスは、１９９８年８月設立で、資本金は６０億ＶＮＤ（約３４００万円）。ベトナム国内で人材紹介・派遣、アウトソーシングサービス、ペイロールなどを手掛ける。中でも人材紹介事業は、登録者数約１０万人、求人社数約５００社に上り、国内最大級の規模を誇る。 　　テンプホールディングスは、アジア地域を中心に海外９か国・地域３９拠点で、人材紹介や人材派遣、人事コンサルティングサービスなど幅広い海外事業を展開。ベトナムでは、２０１２年１２月に現地法人テンプ・ベトナム（現インテリジェンス・ベトナム＝ＩＮＴＥＬＬＩＧＥＮＣＥ　ＶＩＥＴＮＡＭ　ＣＯ．，　ＬＴＤ）を設立した。 　　テンプホールディングスは今回の株式取得により、同社が国内外で培った人材サービスのノウハウとネットワーク、またファーストアライアンスのベトナムにおける事業基盤を活かした事業展開を推進し、ベトナムにおいて高品質かつ包括的な人材サービスを提供していく計画だ。（情報提供：ＶＥＲＡＣ）