日経平均は一時100円超高、欧米株高を好感

 15日の日経平均株価は前日比93円52銭高の2万478円85銭で寄り付いた。欧米株高を好感した買いが流入し、上げ幅を100円超に拡大する場面もみられた。ただ、中国で4-6月期GDP(国内総生産)の発表や、日銀金融政策決定会合、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言と重要イベントを多く控えており、上昇一服後は上値が重い。  個別では、16年5月期で営業益5割増を計画した前沢工業 <6489> が買われ、16年5月期で営業益2.2倍を見込んだERIホールディングス <6083> も堅調。政策投資銀行との資本提携を発表したTSIホールディングス <3608> も買いを集めた。15年8月期第3四半期は営業益44.3%増のサイゼリヤ <7581> も高い。  半面、16年2月期第1四半期で2ケタ減益のパル <2726> や、第1四半期で減益着地のドトール・日レスホールディングス <3087> が売られた。第1四半期で赤字幅が拡大した東天紅 <8181> も軟調。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比93円52銭高の2万478円85銭で寄り付いた。
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2015-07-15 09:15