インドで高級車が売れはじめている!=韓国華字メディア

韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は10日、中国の自動車市場では各メーカーが低価格の車を投入していると紹介する一方、インドでは高級車が売れ始めていると報じた。
記事は、世界最大の自動車市場である中国において、2015年4月および5月は2カ月連続で自動車販売台数が前年を下回ったと伝え、「6月も恐らくマイナス成長となる見込み」と伝えた。
さらに、中国の自動車市場では14年、毎月200万台以上が販売されていたとしつつも、15年5月の販売台数は200万台を下回ったとし、特に自家用車の販売が低迷したと紹介。また、中国の自動車販売が低迷している理由として、景気減速と習近平国家主席が進める汚職対策を挙げた。
続けて、中国の15年1-5月のロールスロイスなど高級車の販売台数が前年比22%減の43万4423台にとどまったことを挙げ、中国国内に生産拠点を持つグローバルメーカーも熾烈な生存競争を繰り広げていると伝えた。また、フォルクスワーゲンやGMといったメーカーが今後、手頃な価格の車種を中国に投入する見込みだと紹介した。
さらに記事は、各メーカーが中国で相次いで値下げを行っていると伝え、GMがキャデラックなど40車種を対象に最大20%の値下げを行ったと紹介したほか、フォードは自動車価格の10%に相当する自動車取得税を負担する優遇策を打ち出したと紹介。また、韓国の現代自動車もSUV「ix25」を値下げしたと伝えたほか、同社の関係者が「中国市場向けに低価格な小型車および小型SUVを開発中」と述べていることを紹介した。
一方、世界第4位の自動車市場であるインドでは8カ月連続でプラス成長が続いているとし、トヨタが2017年に高級車ブランド「レクサス」の投入を決めるなど、低価格の車種だけでなく、高級車も売れ始めていると紹介。現代自動車も7月末に大型SUVをインドに投入する計画だと報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Maksim Toome/123RF.COM)
韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は10日、中国の自動車市場では各メーカーが低価格の車を投入していると紹介する一方、インドでは高級車が売れ始めていると報じた。(イメージ写真提供:(C) Maksim Toome/123RF.COM)
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2015-07-15 09:15