【今日のドル円】攻防の分岐点、イエレン議長の議会証言に注目
昨日のドル/円は予想より弱い米6月小売売上高を受けて下押すも、売りの勢いが一服すると反発。結局、日足の一目均衡表の雲の上限付近で十字線を付けた。足元の相場は攻防の分岐点に立っていると考えられる。
本日は米国で複数の経済指標の発表や企業決算が予定されているのを始め、中国第2四半期GDP(11:00)や日銀金融政策決定会合(時刻未定)など多数のイベントがあるが、市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言(23:00)に集まっている。
10日の講演で「予想外の出来事が利上げを早めたり遅らせたりする可能性」と発言しており、足元のギリシャや中国情勢に配慮して利上げ開始が年末になる可能性を匂わす事があれば、ドル/円相場の重石となりそうだ。
昨日安値(122.926円)を割ると、日足の一目均衡表の基準線(執筆時点:122.515円)に向けた一段安もあるだろう。反対に9月利上げ開始を示唆する事があれば、上昇圧力が掛かる事も考えらえる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は予想より弱い米6月小売売上高を受けて下押すも、売りの勢いが一服すると反発。結局、日足の一目均衡表の雲の上限付近で十字線を付けた。足元の相場は攻防の分岐点に立っていると考えられる。
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2015-07-15 09:15