羽振りがよい中国人旅行者!・・・日本の観光産業繁栄に貢献=米メディア

 中国メディアの参考消息は14日、英メディア「USA TODAY」の報道を引用し、日本を訪れる外国人旅行客が増えているなか、羽振りが良い中国人旅行客が日本の観光産業の繁栄を支えていると報じた。  記事は、日本を訪れる外国人旅行客の数は2015年に1500万人に達すると予測されていると伝えつつも、「現在のペースで行けば1800万人に到達する可能性もある」と紹介した。  さらに、観光業は日本経済のなかでも「数少ない注目産業の1つ」と伝え、14年に外国人旅行客が日本で行った消費は前年比43%増の1038億元(約2兆900億円)に達したことを紹介。観光庁の関係者からも観光業が日本経済のなかで重要な立ち位置になりつつあることに期待を示す声があがっていることを紹介した。  続けて、日本を訪れる外国人旅行客が増えている背景には、円安や査証(ビザ)発給要件の緩和のほか、国外での積極的なプロモーションといった要素があるとしながらも、「アジアで中所得層が増え続けていることも理由の1つ」と指摘。  特に中国人旅行客の増加が目立つと伝え、領土問題や歴史認識といった問題で日中関係は良好ではないとしながらも、中国人旅行客の羽振りが良い消費は日本で非常に重要視されていると指摘。14年における中国人旅行客の1人あたりの消費額は1878ドル(約23万1738円)となり、12年に比べて30%も伸びたと紹介し、米国人旅行客の1人あたり消費額が1324ドル(約16万3376円)だったことに比べ、「中国人旅行客は日本で米国人を凌ぐ消費を行っている」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Konstantin Kalishko/123RF.COM)
中国メディアの参考消息は14日、USA TODAYの報道を引用し、日本を訪れる外国人旅行客が増えているなか、羽振りが良い中国人旅行客が日本の観光産業の繁栄を支えていると報じた。(イメージ写真提供:(C) Konstantin Kalishko/123RF.COM)
china,economic,japan
2015-07-15 10:45