ネクスGは3日ぶり急反落、5月中間期の赤字転落を嫌気

 ネクスグループ <6634> は3営業日ぶりに急反落し、午前9時22分に94円安(11.69%安)の710円を付けた。14日引け後に発表した15年5月中間期の決算で赤字に転じたことが嫌気され、失望売りを浴びた。  従来は増収増益を見込んでいたものの、中間期の売上高は前年同期比40.3%減の22億円にとどまり、営業損益は2億1700万円の赤字(前年同期は1億7000万円の黒字)となった。15年11月期(通期)業績予想は据え置いている。  新製品の初期ロットについて顧客からの仕様変更要求による追加開発で上期での販売を見送ることになったほか、既存製品の1部で不具合が発生したことでソフトウェアの書き換え作業を行っている間の販売を見合わせたことなどが下ブレ要因となった。  同時に50万株(発行済株式総数の3.74%)・4億円を上限とする自社株買いを発表したものの、市場の反応は薄い。取得期間は7月15日-11月20日。(編集担当:宮川子平)
ネクスグループは3営業日ぶりに急反落し、午前9時22分に94円安(11.69%安)の710円を付けた。
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2015-07-15 11:30