イオン・バレンタイン商戦に「フラワーギフト」提案

イオン(本社・千葉県千葉市)は2013年12月にオープンしたイオンモール幕張新都心で11日、来店者を対象にしたイベント「フラワーバレンタイン」を開催した。新しいバレンタインの形として、多くの買い物客がイベントを楽しんだという。(画像提供:イオンPR事務局)
同イベントは、花卉(かき)業界企業により2010年に発足した「フラワーバレンタイン推進委員会」が実施する統一キャンペーンに参画。より多くの消費者に、新しいバレンタインデーの贈り物として「フラワーギフト」を紹介することを目的とした開催だ。
欧米や近隣アジア諸国ではバレンタインデーに、メッセージカードの交換などにあわせて、男性が女性に花(主に赤いバラ)を贈ることが多いことを背景に、日本では一般的な「女性から男性にチョコレート」という習慣からさらに幅を広げる、新しいバレンタインデーの楽しみ方を提案した。
イベントでは、花の生産地である愛知県東三河地区で生産・卸・流通に携わる有志の若手男性ユニット「花男子」が、買い物客にブーケ作りなどを披露・プレゼントしたほか、バイオリニストの竜馬さんによるバレンタインソングの演奏など、来店者とともに楽しむパフォーマンスを展開。店内は鮮やかな花々を持った買い物客で賑わった。
イオンでは、生花の専門店「ルポゼ・フルール」を2012年11月にイオン板橋店内にオープンさせたのを皮切りに、専門店を通じた生花販売を強化していくという。今回の「フラワーギフト」の取り組みは「イオン」約350店舗で推進。バラやカーネーションなど、季節の切花やブーケ、アレンジメントフラワーなどで、バレンタインギフトとしての花選びをサポートする。
イオンのガーデニング・グリナリー商品部の細原貴行氏によると、「食品売り場の中の一部のお花コーナーと言うより、専門性の高いしっかりとした専門店を設けることで、お客様のニーズに応えられるようにした。また、イオンの流通網を生かして、イオンだから出来る価格帯も実現した。花のデザイン・技術を高めつつ、お求めやすい価格を実現することに成功し、飽和状態の業界でもビジネスチャンスがあると思っている。今後、フラワー専門店を増やしていき、お客様と共にお花を選べるようなお店を目指していきたい」という。
イオンの生花の専門店「ルポゼ・フルール」はイオン店内だけでなく、独立した路面店という形でも展開。関東近郊を中心に6店舗を展開しており、今後も店舗数を増やしていく考えだ。(編集担当:中山基夫)
イオン(本社・千葉県千葉市)は2013年12月にオープンしたイオンモール幕張新都心で11日、来店者を対象にしたイベント「フラワーバレンタイン」を開催した。新しいバレンタインの形として、多くの買い物客がイベントを楽しんだという。(画像提供:イオンPR事務局)
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2014-02-12 15:45