【今夜の注目材料】FRB議長証言、慎重姿勢次第ではドル安進行も
東京市場のドル/円相場は123円台前半で概ね推移しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
7/15(水)
17:30※6月英雇用統計
17:30※3-5月英ILO失業率
20:00 5月南アフリカ小売売上高
20:00 バンク・オブ・アメリカ(BOA)決算
21:30 5月カナダ製造業出荷
21:30※6月米生産者物価指数
21:30※7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30※イエレン米FRB議長、米下院金融委員会で証言
22:15※6月米鉱工業生産指数
23:00※カナダ中銀行政策金利発表
23:30 EIA週間在庫統計
24:15※ポロズBOC総裁、記者会見
25:25※メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
28:00※ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演
29:00以降 インテル決算
※は特に注目の材料
今日はとにかく経済イベントが多いです。英国の雇用統計、欧州についてはギリシャ支援策をギリシャ議会で承認できるか、カナダ中銀については声明内容に変化が見られるか、米国については経済指標と要人発言がそれぞれ注目されます。
英国は、昨日の要人発言がややタカ派寄りだったことから、好結果であればさらに早期利上げ期待を煽る形でポンド高が進みそうです。
ギリシャ議会については関連報道が注目されます。ただ、これに関しては、ユーロが直接材料視するというよりは、市場全体のリスクオン・オフに作用しそうです。
カナダについては利下げ観測と据え置き観測が交錯しています。どのような結果になるにせよ、カナダドルは値が荒れると見られます。
イエレンFRB議長の議会証言については、9月利上げに向けて、景気判断や海外の状況と米国経済への影響をどう見ているかに注目です。利上げ時期を遅らせる可能性を示唆するような慎重姿勢が強いようなら、ドル安が進みそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は123円台前半で概ね推移しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-07-15 18:00