日経平均は125円高、円の下げ渋りで伸び悩む

  17日の日経平均株価は前日比125円72銭高の1万5278円63銭と反発して引けた。   前日大幅安の反動もあって、海外株高を材料に買いが先行したものの、FOMC(米連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードが強く、手掛かり材料難で買い一巡後はこう着。為替市場で円がやや下げ渋ったため、日経平均は後場に伸び悩んだ。   個別では、バイオマス発電事業の開始が報じられたエナリス <6079> が急伸し、運用面での協力が伝わったフジコー <2405> は一時ストップ高を付けた。韓国でモバイルゲーム事業の展開を本格化させるGMOインターネット <9449> も高い。デンマーク企業との特許ライセンス契約を締結したラクオリア創薬 <4579> も引き締まった。   一部で中国における鳥インフルエンザ感染が伝えられ、ダイワボウホールディングス <3107> 、大幸薬品 <4574> などが物色された。   半面、エイチーム <3662> は利益確定売りに押され、東証1部で値下がり率トップ。また、不適切な会計処理の疑義が浮上したリソー教育 <4714> はストップ安配分された。前日ストップ高の東京産業 <8070> 、ディップ <2379> なども売りが先行した。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比125円72銭高の1万5278円63銭と反発して引けた。
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2013-12-17 13:30