女性が望む「逆バレンタイン」―ドライブデートに「熱い眼差し」
カーナビのストラーダを展開するパナソニック(本社・大阪府門真市)の社内カンパニーであるオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社はこのほど、20代-40代の女性600人を対象として「バレンタインとドライブに関する意識調査」を実施した。多くの女性が男性に「デートでエスコートしてほしい」、「移動手段は自動車」と望んでいることが分かった。同時に、女性が最も求めているのは「安心・安全」な運転で、「道に詳しい」、「スピードを出してくれる」などは評価されていないとの結果になった。(画像提供:パナソニック)
■逆バレンタインで多くの女性が望む「自動車で私をデートに連れていって」
1月20-22日の3日間にインターネットで調査を行い、「過去に1度は男性と交際したことがある(既婚を含む)」女性600人からの回答を得た。
バレンタインデーとその前後に、男性が女性にプレゼントを贈ったり、エスコートしたりする「逆バレンタイン」を望む女性は55.0%。「男性にしてほしいこと」としては、「デートでエスコートしてほしい」(42.0%)、「感謝の言葉を言ってほしい」(39.5%)、「チョコをプレゼントしてほしい」(31.0%)を挙げる女性が多かった。
デートに連れて行ってもらう場合の移動方法としては「自動車」(88.0%)、「電車」(30.2%)、「徒歩」(16.0%)などで、自動車を望む女性が圧倒的に多かった。
デートの目的別に見ても、「レストランに食事に行く」場合には「自動車で」が52.7%、「電車で」が16.5%、「夜景スポットやイルミネーションを見に」(自動車=37.8%、電車=11.5%)、「ショッピング」(自動車=23.5%、電車=8.7%)と、自動車で移動するドライブデートの人気が圧倒的に高い。
■乗せてもらった女性が“胸キュン”の運転上手は安心・安全・安定感
ドライブデートの経験として「運転している男性に胸がときめいたり『キュン』とした経験がありますか」との問いに対しては「ある」が33.3%、「たまにある」が41.0%で、7割以上の女性が「経験あり」ということが分かった。
逆に、「男性の運転が下手で、恋が冷めた経験はありますか」との問いに対しては「ある」が14.7%、「たまにある」が20.1%で、3分の1以上の女性が、男性の運転が原因で「がっかり」したことがある。逆に「1度もない」と回答した女性は34.8%にとどまった。
「男性のがっかりした運転」としては「クラクションを頻繁(ひんぱん)に鳴らす」(37%)、「必要以上にスピードを出す」(35%)が多かった。
改めて「ドライブデートで『ヒヤリ』とした経験」を尋ねたところ「前方不注意の急ブレーキ・急発進」(58.0%)、「わき見運転をしてぶつかりそうになった」(36.5%)、「道に迷い、必要以上に車線変更・右左折」(21.7%)などの状況が多かった。
「男性の運転に求めるもの」としては「安心安全」(79・5%)、「安定感」(62.8%)、「気配り」(57.7%)が多かった。逆に「自動車運転に関する十分な知識」(25.8%)、「道に詳しい」(23.5%)、「スピード」(22.2%)など、男性の感覚では「カッコイイ」と思えそうなことが、意外に評価されておらず、女性が求めているのは安心安全など、同乗者を思いやる運転であることが分かった。(編集担当:中山基夫)
カーナビのストラーダを展開するパナソニック(本社・大阪府門真市)の社内カンパニーであるオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社はこのほど、20代-40代の女性600人を対象として「バレンタインとドライブに関する意識調査」を実施した。多くの女性が男性に「デートでエスコートしてほしい」、「移動手段は自動車」と望んでいることが分かった。(画像提供:パナソニック)
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2014-02-12 17:15