【今日のドル円】3週間ぶりに124円台回復、先高感の強さの表れ

 昨日のドル/円は、124.10円台まで上昇して6月24日以来約3週間ぶりの高値を付けた。NY市場では、米7月フィラデルフィア連銀景況指数の悪化を受けて一時123.80円台まで押し戻される場面もあったが、すかさず切り返して高値に迫るなど、底堅さも光った。  こうした悪材料からの立ち直りの早さは、先高感の強さを表すとともに、市場が「米国の利上げ=ドル高」をメインテーマに据えたがっている証左であろう。  6月後半に上値抵抗帯となっていた124.40円前後がテクニカル面での第1関門となるが、突破できればボリンジャーバンド+2シグマ(執筆時点:124.875円)前後まで上値余地が拡大する。  なお、下値は昨日安値の123.70-80円前後が引き続きサポートとなろう。材料面では米国の利上げに絡んで、6月住宅着工件数や6月消費者物価指数(いずれも21:30)に加え、ミシガン大消費者信頼感指数とフィッシャー米FRB副議長の講演(いずれも23:00)が注目される。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、124.10円台まで上昇して6月24日以来約3週間ぶりの高値を付けた。NY市場では、米7月フィラデルフィア連銀景況指数の悪化を受けて一時123.80円台まで押し戻される場面もあったが、すかさず切り返して高値に迫るなど、底堅さも光った。
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2015-07-17 09:15