オンコリスバイオ、OBP-301が欧州で特許査定

  オンコリスバイオファーマ <4588> は17日引け後、開発を進めている腫瘍溶解ウイルス「OBP-301(テロメライシン)」に関する物質特許が欧州で特許査定を受けたことから、欧州14カ国に登録手続きを行うと発表した。登録手続きが完了すると、OBP-301に関する物資特許は、日本や米国、欧州14カ国を含む全24カ国で成立することになる。   OBP-301は、テロメラーゼプロモーターを組み込んだ制限増殖型の腫瘍溶解ウイルス。正常細胞中での増殖能力が極めて弱い一方、テロメラーゼ活性が上昇しているがん細胞のなかで特異的に増殖し、がん細胞を溶解させる。腫瘍部位への局所注入による治療で、全身性の副作用の軽減が期待されるという。   17日終値は102円安の2650円。オンコリスバイオは6日に東証マザーズに新規上場したバイオベンチャー。(編集担当:宮川子平)
オンコリスバイオファーマは17日引け後、開発を進めている腫瘍溶解ウイルス「OBP-301(テロメライシン)」に関する物質特許が欧州で特許査定を受けたことから、欧州14カ国に登録手続きを行うと発表した。
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2013-12-17 15:30