ドル円買い一巡後１０２円台半ばで伸び悩み、ユーロドル安値更新＝ＮＹ外為

　ＮＹ時間のドル／円相場は反発。欧州時間のドル売りの勢いが一服すると、日経平均先物の下げ幅縮小や米長期金利の上げ幅拡大に伴って、１０２．６０円台まで反発した。ただ、ＮＹダウが冴えない動きとなる中で、買い一巡後は１０２円台半ばで伸び悩む展開となった。 　一方、ユーロ／ドルは安値更新。クーレＥＣＢ専務理事が「ＥＣＢはマイナス金利を真剣に検討している」と述べた事をきっかけにユーロ売りが加速。また、対ポンドでユーロ安が進んだことも重しとなり、１．３５６０ドル台まで段階的に下値を切り下げた。しかし、その後は急落した反動から、１．３５９０ドル台まで徐々に買い戻された。（執筆：外為どっとコム　編集担当：サーチナ・メディア事業部）