【本日注目の通貨ペア】ポンド/円:194円は攻防の分岐点
ポンド/円は今月8日に184.997円の安値を見た後で反発。14日に英中銀(BOE)のカーニー総裁らが利上げに前向きな発言をした事などを受けて、今月17日に一時194円台に乗せた。
194円処について、先月17日に上抜いた後は29日に急落するまで引値レベルで下値支持として機能していたが、今月15・16日の上伸を阻むなど、攻防の分岐点となっている。先月29日の急落後初めて引値での194円回復ができれば、先月24日高値(195.883円)に向けた一段高が見えてくるだろう。
ただ、足形を見ると10日に大陽線が出現した後は徐々に小さくなっており、16日は「コマ」が出現している。この足型は一般的に(1)相場に様子見ムードが漂う時、(2)攻防の分岐点、の解釈があるが、足元で上昇トレンドが続いた中で出現した事から、後者を示唆していると考えられる。よって、本日陰線引けとなれば調整局面に入る事もあり得る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ポンド/円は今月8日に184.997円の安値を見た後で反発。14日に英中銀(BOE)のカーニー総裁らが利上げに前向きな発言をした事などを受けて、今月17日に一時194円台に乗せた。
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2015-07-17 18:00