日経平均寄り付きは14円安、配当増額の不動テトラは急騰
13日の日経平均株価は、14円22銭安の1万4785円84銭で寄り付いた。
前日のNYダウが30ドル安と反落、外国為替市場ではドルが102円台半ばでもみ合っている。日経平均は手掛かり難での様子見ムードが強まっており、小幅安でのスタートとなった。
個別では、今3月期業績予想を上積みし、配当予想も増額修正した不動テトラ <1813> が買い気配。同様に、今3月期業績予想の上方修正と増配を発表したスズデン <7480> も買い気配でスタートしている。
ほかにも、今3月期を最終黒字予想に修正したファンケル <4921> 、3Qの純利益が大幅拡大したSMC <6273> 、今3月期の純利益予想を増額したカルソニックカンセイ <7248> などが急伸となった。
一方、特別損失の計上見込みと配当予想の修正を発表したシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> が急落しているほか、3Qの最終赤字が66億円となったパイオニア <6773> も大幅安。今2月期の業績予想を下方修正したチヨダ <8185> も大きく売られている。
また、3Q決算が最終黒字に転じたフェローテック <6890> 、今12月期の業績予想を発表したアサヒグループホールディングス <2502> などが売り気配でスタート。3Qの好決算を発表したDMG森精機 <6141> も売り気配となっている。
きょう13日は取引時間中に大塚ホールディングス <4578> や住友不動産 <8830> 、引け後には長谷工コーポレーション <1808> 、アイフル <8515> 、ミクシィ <2121> 、電通 <4324> 、東京海上ホールディングス <8766> などが今3月期の第3四半期決算を発表予定。また、キリンホールディングス <2503> が引け後に前12月期決算の発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価は、14円22銭安の1万4785円84銭で寄り付いた。
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2014-02-13 08:45