シチズンHDは一時5%高、業績・配当予想を上方修正
シチズンホールディングス <7762> は4日続伸し、午前9時10分には43円高(5.16%高)の877円を付けた。12日引け後に発表した14年3月期業績および配当予想の上方修正が好感されている。
通期の売上高を3010億円から3060億円(前期比12.5%増)、営業利益を210億円から220億円(同90.5%増)、純利益を130億円から140億円(前期は88億5500万円の赤字)に増額。期末配当は従来予想の5円から8円に修正し、年間13円(前期は8円)とした。時計事業や工作機械事業の好調推移や、為替差益の発生が修正の理由。
第3四半期の売上高は前年同期比12.9%増の2335億2800万円、営業利益は同73.8%増の197億1800万円、純利益は同63.2%増の132億2800万円だった。国内では高級品が百貨店を中心に好調で、北米でも大手デパートなどで売上を伸ばした。景気低迷で低価格志向が強まった欧州でも、英国やドイツなどでは景気が回復基調にあり、大手流通を中心に堅調だった。(編集担当:宮川子平)
シチズンホールディングスは4日続伸し、午前9時10分には43円高(5.16%高)の877円を付けた。
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2014-02-13 09:30