【今日のドル円】米利上げを見据えた動きに、ドルの底堅さは維持

 昨日のドル/円は、124円台前半で小幅な値動きにとどまった。もっとも、米長期金利の上昇や金価格の下落などに見られるように国際金融市場は米国の利上げを見据えた動きとなっている。本日も、手掛かり材料こそ少ないがドルの底堅さは維持される公算が大きく、124円割れの水準では押し目買いが流入するだろう。  「黒田シーリング」(124円台後半で黒田日銀総裁が円安けん制的な発言を行った事から、125円は日銀の許容上限との観測)の突破は困難との見方もあるが、日銀の円安けん制ではドル高は止められまい。  そもそも黒田日銀総裁は円安を牽制する意図はなかったと説明しており、シーリングの存在そのものが怪しい。ドル/円は124円台の値固めから125円台への再浮上を覗う展開を見込んでいる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、124円台前半で小幅な値動きにとどまった。もっとも、米長期金利の上昇や金価格の下落などに見られるように国際金融市場は米国の利上げを見据えた動きとなっている。本日も、手掛かり材料こそ少ないがドルの底堅さは維持される公算が大きく、124円割れの水準では押し目買いが流入するだろう。
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2015-07-21 09:15