日経平均は112円高スタート、欧米株高やドル・円の上昇が支え

 3連休明け21日の日経平均株価は前週末比112円39銭高の2万763円31銭で寄り付いた。前日の欧米株高や底堅いドル・円が支援材料になり、買いが優勢となった。  個別では、15年9月中間期業績予想を上方修正した古河電池 <6937> や、16年3月期利益予想を引き上げた共栄タンカー<9130.T>などが買いを集めた。USB経由で100ワットの給電が可能になる半導体の量産を開始したと報じられたルネサスエレクトロニクス <6723> も堅調。  半面、15年12月期業績予想を下方修正した長府製作所 <5946> は売りが先行した。朝方に決算を発表したゲンキー <2772> は利益確定売りが上値を抑えている。  なお、第三者委員会から受領した調査報告書の要約版を公表した東芝 <6502> も朝方は上昇している。(編集担当:宮川子平)
3連休明け21日の日経平均株価は前週末比112円39銭高の2万763円31銭で寄り付いた。
japan,economic
2015-07-21 09:15