共栄タンカーは続急伸、16年3月期利益予想の上方修正を好感

 共栄タンカー <9130> は3日続伸し、午前9時10分に34円高(16.26%高)の243円を付けた。  17日引け後に発表した損益予想の修正が好感された。9月中間期では最終損益を2億円の黒字から13億円の赤字(前年同期は5億4500万円の黒字)に見直したが、16年3月期(通期)の利益予想は、営業利益を18億円から20億円(前期比11.0%増)、純利益を6億円から13億円(前期の約2倍)に引き上げた。  割高のばら積船の損失軽減などで損益改善を図るため、定期用船契約を期限前解約し、第1四半期に用船解約損失引当金を計上する。一方、固定資産の譲渡で第3四半期に特別利益を計上する予定。これらの計上および船舶損益の改善を見込んだ。(編集担当:宮川子平)
共栄タンカーは3日続伸し、午前9時10分に34円高(16.26%高)の243円を付けた。
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2015-07-21 09:30