アクトコールは上場来安値から6連騰

■V字回復業績・2期ぶり最高純益更新をテコに割安修正が続く   アクトコール <6064> (東マ)は、60円高の1363円と変わらずを挟んで6営業日続伸して始まり、今年2月4日につけた上場来安値1170円からの底上げを加速している。今年1月15日に発表した今2014年11月期業績が、前期の下方修正、大幅減益転換からV字回復し、純利益が、2期ぶりに過去最高を更新する見込みにあることをテコに割安株買いが増勢となっている。 ■前期に先行開発・投入した新サービスが今期はフル寄与   同社の今期業績は、売り上げ29億7600万円(前期比52%増)、経常利益2億5000万円(同3.4倍)、純利益1億3000万円(同5.6倍)と売り上げは大幅に続伸、利益は大幅に増益転換することが予想され、純利益は、2012年11月期の過去最高(1億2300万円)を更新する。前期業績は、住生活関連総合アウトソーシング事業で他社サービスとの差別化に向け、家財総合保険付緊急駆けつけサービスや連結子会社化したインサイトと企画開発した家賃収納代行機能付サービスなどの新サービスを展開し、売り上げは続伸したが、利益は、新サービスの一部のリリース時期が遅延し、第2コールセンターの設立・稼働により原価率が上昇し、子会社での業容拡大に向けた情報システム開発費用の負担増などが、減益転換要因となった。   これに対して今期は、前期に実施した収益基盤の強化に向け先行投資がフル寄与、新サービスの拡販により会員数の拡大を図り、繰り越していた案件の計上も見込めることからV字回復、純利益の2期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。 ■3割高した第1段上げを上回りPER12倍台の割安修正が加速   株価は、昨年11月の前期業績の再下方修正が響いて1219円安値まで売られ、今期業績のV字回復予想で1585円と3割高して一段高、全般相場の波乱とともに突っ込んだ上場来安値から第2段上げを窺っている。PERは12倍台と割安であり、第1段高を上回る騰勢加速が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アクトコール<6064>(東マ)は、60円高の1363円と変わらずを挟んで6営業日続伸して始まり、今年2月4日につけた上場来安値1170円からの底上げを加速している。
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2014-02-13 09:45