日経平均は反発、低位材料株を物色する流れが続くか=長島和弘

■今日の動きから   12月17日の東京株式市場、日経平均株価は125円72銭高の1万5278円63銭と反発となりました。米国株高を好感し、主力の輸出関連中心に買い直される展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は178、値下り銘柄数は38、変わらずは9。東証1部上場値上り1277銘柄、値下り393銘柄、変わらず103。全33業種中証券商品先物、空運、鉱業を除く30業種が値上り。TOPIXは5営業日ぶりに反発。マザーズも5営業日ぶりに反発。東証REITは6営業日続落となりました。   日経平均採用銘柄では、日本ハム <2282> が年初来の高値更新。寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> などが上昇。   日経平均は、前日下落分の半分の上昇にとどまり、17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようと上値追いに慎重なほか、年内受け渡しを意識した換金売りが上値を抑えた感がある。   鉛を使わないエックス線防護シートや、開繊技術で作った炭素繊維複合材(開繊複合材)に期待感が高まるサカイオーベ <3408> が年初来の高値を更新しており、低位材料株を物色する流れが続くか注目されよう。(執筆者:長島和弘)
鉛を使わないエックス線防護シートや、開繊技術で作った炭素繊維複合材(開繊複合材)に期待感が高まるサカイオーベが年初来の高値を更新しており、低位材料株を物色する流れが続くか注目されよう。
nagashimakazuhiro
2013-12-17 16:00